再び「アンコールトム」内の遺跡群を求めて!~まずは空中参道のある隠し子伝説の「バプーオン」から
「アンコールトム」内のバイヨンから一番近い位置にある「バプーオン」。
200mほどの空中参道の先にある隠し子伝説があるピラミッド型寺院で、かつてはバイヨンよりも高かったと言われてる。
シェムリアップ アンコールトム 「バプーオン」
再び「アンコールトム」の南大門を通り、「バイヨン」を右側から半周するとさすがに「バイヨン」には沢山の人が訪れています。
ただその先の「アンコールトム」の遺跡群には、まだ午前中なのでか人がまばら。
「バプーオン」は3層からなるピラミッド型の寺院ですが、「バプーオン」の特徴は、何と言っても池の中央を通る空中参道です。
柱と柱の間に隙間があって、参道の部分が空中に浮いている様子を表している。
この両脇の池と参道が、ピラミッドを引きたてているような。
「バブーオン」という語には「隠し子」という意味が。
かつてクメール王とシャム王は兄弟で、それぞれが国づくりに励んでいて、ある時からシャム王の王子をクメール王が預かり育てていたそうです。
これをクメールの民たちがシャム王による策略と懸念し、シャム王の王子を殺してしまいます。
これに怒ったシャム王がクメールを攻撃した際に、クメール王が自分の王子を隠した場所がこの寺院だったということ。